懐かしの曲 いつ聴いても素晴らしいですねおすすめ度
★★★★★
ユーミンが二十歳の時の記念碑として今も燦然と輝く『ミスリム』って本当にいいですね。多分ユーミンの全アルバムの中でもトップに位置するのではないでしょうか。秀作ともいえる曲が集められています。
『ひこうき雲』に続く1974年10月に発売された2ndアルバムですが、ユーミンの世界を確立したアルバムだといえるでしょう。
「海を見ていた午後」の前奏からして泣けてきます。内省的ですが、才能の煌きがどのフレーズの中にも感じられる名曲ですね。
♪ソーダ水の中を 貨物船がとおる 小さなアワも 恋のように消えていった♪
二十歳のユーミンの才能たるや恐るべし、です。 "山手のドルフィン"を一躍有名にした作品でもあります。
「私のフランソワーズ」は、“クイーン・オブ・アンニュイ”と呼ばれたフランソワーズ・アルディへのリスペクトに満ちた曲です。「ひこうき雲」と同様、静かに始まり、徐々に気持ちの高ぶりと合わせて同じフレーズを繰り返しながら歌い上げる名曲ですね。
長崎県五島列島の小島の高校に女子生徒の願いをかなえて校歌として贈った「瞳を閉じて」や、宮崎駿の『魔女の宅急便』のエンディングに使われた「やさしさに包まれたなら」なども大好きです。
発売以来30年以上経ちましたが、今聴いても新鮮で、繊細な感性の輝きが全く色あせないのには驚くばかりです。
たぶんあなたはむかえに来ないおすすめ度
★★★★★
名盤の誉れ高いこのアルバムの中でも、「たぶんあなたはむかえに来ない」は比較的目立たない曲かもしれません。でも、一度聴いてみてほしい曲です。 ユーミンはいろいろな曲を書いてきました。その時期でなければ書けない歌ってきっとあると思います。そういう意味で、この「たぶんあなたはむかえに来ない」は、きっともう書けない曲じゃないかなと思うんです。 それは、ユーミンの腕が落ちたとかそういう意味ではもちろんなくて、「ミスリム」の頃ならではの曲だという意味です。
「あなただけのもの」もぜひ聴いていただきたいです。
和製女性シンガーの代表作。おすすめ度
★★★★★
荒井由美時代2作目。
1作目はどちらかといえば、叙情的な側面が強調されていたが、
この音盤は音楽的にも成熟し、聴きやすさが増した。
しかし、依然として「魂」はここにあり、
聞き手を奮わせる何かがある。
今までの音楽人生で、「旅立つ秋」と中島みゆきの「ホームにて」を超える曲は、和製女性シンガー達の中で、どこにもありません。
Tv
1974年10月リリースの2nd。細野晴臣や松任谷正隆らのバックアップ陣をはじめ、ベーシックな部分は1stの流れをくんでいるが、よりポップなテイストを全面に押し出した作品である。また、山下達郎がコーラス・アレンジを担当しており、達郎率いるところのシュガーベイブ、吉田美奈子、鈴木顕子(現・矢野顕子)らもコーラスで参加し、この魅力的な作品の成立に一役買っている。<2>はラジオ番組に届いた1通のハガキが縁となり、長崎県の五島列島・奈留島にある、校歌がないという長崎県立奈留高等学校の愛唱歌となっている。(春野丸緒)
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