名曲「リフレインが叫んでる」が収録されているアルバムですおすすめ度
★★★★☆
日本経済が絶好調でバブルへと突き進む頃、「純愛」をテーマにしたこの『Delight Slight Light KISS』が150万枚以上売り上げたのは、ユーミンの際立った魅力を証明したようなものです。
「リフレインが叫んでる」の♪どうして どうして 僕たちは出遭ってしまったのだろう♪の歌詞は、テレビ番組でも使用されたことにより、当時多くの人に口ずさまれました。繰り返されるこのフレーズに込められた切なくてやるせない感情を歌に出来るのは、ユーミンの才能を証明しているかのようです。「恋愛の教祖」といわれたユーミンの真骨頂と言えましょう。
続く「Nobody Else」は初期のユーミンを彷彿とするような懐かしさを感じさせる佳曲です。いいですね、好きな曲です。
「ふってあげる」は女性の優しさを感じさせるような♪ふってあげる♪をサビとタイトルに持ってきています。
「誕生日おめでとう」では過ぎ去った恋人への思いを「誕生日おめでとう」というキーワードに込めています。何気ない言葉にスポットライトをあてて輝かせる手法は音楽的にみても巧みです。多くの人に愛される理由がここにあります。
9曲目の「吹雪の中を」での静的なユーミンもいいですね。内省的で心象風景を♪白いスクリーン♪として表わしています。作曲家としても凄いですが、作詞家としても能力は卓越しています。
ラストのサンバをモティーフにした「September Blue Moon」は軽快な曲です。松任谷正隆のアレンジは、曲の特徴をよく捉えて、その良さを輝かせるような編曲を施しています。名パートナーと言えますね。
たまに聴きたいおすすめ度
★★★★☆
1曲目はその昔車のコマーシャルで流れていた気がします。
個人的には「振ってあげる」「誕生日おめでとう」が好きです。
この時代の作り込まれた演奏が随所に。。。あの頃全盛の「トレンディドラマ」風という感じです。
たまに聴きたくなる好きな作品です。
名曲収録おすすめ度
★★★★☆
本作は名曲中の名曲?で決まり。
風の音のSEから、ピアノが8分音符で刻むEmが聴こえた瞬間に胸が締め付けられる思いがする。
「どうしてどうして僕たちは出逢ってしまったのだろう」
というアイロニーで彩られたサビの歌詞があのメロディに乗って流れた瞬間から涙が止まらない。
この一曲だけのために、このアルバムを聴く価値は十分にある。
(ベストアルバムには収録されているが・・・)
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