美しい、とても哀しい夢だった―――おすすめ度
★★★★★
美しいものに、「言語」は必要ない。そう感じさせてくれる代表作。国籍も、途惑いも、そういった柵など、そこには存在しません。
Iを大阪城ホールで観て感動したのが小学生のとき。今となっては本当に夢のような出来事でしたが、今回はシャングリラシリィズの最終章にして、最高傑作だと感じました。言葉では言い表せない感情が沸き上がり、これは是非、自分の目で確かめて欲しい。
イルカであるヴィルジニー・デデューの視ていた夢。“誰か”を求めて旅立ち、叶わなかった想いの物語です。Yumingはメインではなく、ストーリィテラー。
ラヂオでのYumingの科白をお借りすると、「俯瞰して観ないと全体がわからない。何度も観ないと全てを知る事は出来ない」。私は2回観に行きましたが、もっと観たいという欲に駆られました。映像作品なのでカメラを通じて一つの視点でしか眺める事は出来ませんが、コンサートを実際に観に行った方は当時の想いを、観に行っていない方は様々な想像を膨らませる事が出来るでしょう。
個人的には「ようこそ輝く時間へ」、「時のないホテル」、「12階のこいびと」の間奏が挿入されていないのが少し残念だな、とは思いましたが、夢から醒めないためには、そっとしておいたほうがいいのかもしれませんね。“シャングリラのお葬式”という名のオープニングから始まり、時空を超えて現れたイルカのラストまで、たくさんの想いが込められた夢の狭間を、あなたは旅していくのかも。
ディスク2は、クルーのインタビューの他、特番で放送されたシャングリラIIIのメイキング映像を、IとII当時のものを加えて再編集・収録されています。東京の最終公演、最終日の、まさに夢から醒める日も覗く事が出来ます。けれどそこで夢を停めないで。くすり、と笑わせてくれるおまけもありますので…
このDVDを持っていないと、一生後悔しそう。おすすめ度
★★★★★
シャングリラ3を見てきました。
『綾小路きみまろ』に癒されている中高年の方々!
最新の流行曲をきいてばかりいる方々!
ユーミンの凄さを是非知って欲しいです。
このステージの素晴らしさを知って欲しいです。
暗いステージでの危険と隣り合わせの動きをしながら歌い、
サーカスチームやシンクロチーム、ダンサーに、ベテランミュージシャン...etc
どれをとっても勲章物のステージです。
(実際ロシアから正隆さんとユーミンは勲章をもらったのですが)
ヴィルジニーのシンクロが見たくて行ったのに、武田美保さんの美しさに魅かれ、ユーミンのすごさに感激しました。
ユーミンには時間と年齢が無い・・・
そう思いました。
今回のDVDの凄さは2枚目のメイキング映像がたっぷりなのと、全ての出演者のインタビューなどがついている点。
チーム・ユーミンとして、全員が一つになって「シャングリラの世界」が作られたということがよくわかります。
また、ユーミンや正隆さんの人柄がよく出ていて、とても好印象です。
更に、付属のリーフレットには全ての曲の歌詞が書いてあります。
一緒に歌えます♪
本当に、買ってよかった。。。
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