名曲揃いの37曲おすすめ度
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初期ハイファイセットを振り返る上で欠くことのできないライターがユーミンなら、後期のナンバーで彼女たちの活躍を支え続けたのが杉真理だろう。
特に彼女たちの初期のアルバムでは意識的に都会的なセンスを前面に打ち出そうとしていたため、その路線にぴたりと合致していたのが当時売り出し中のユーミンだった。
また、杉真理については、84年のアルバム「パサディナ・パーク」以降のすべてのアルバムで彼の作品を入れており、トータルでは作品的にもかなりの数の作品を彼女たちに提供してきている。
このアルバムはこの2人の作品集だが、実に素晴らしい曲が揃っていることに驚く。内訳的には22曲がユーミン、15曲が杉の作品で、ユーミンの曲がいいのは今更言うまでもないことだが、後期ハイファイセットを振り返るうえでは、杉の作品が実に生き生きとしていて、「フィーリング」ヒット後の彼女たちの個性を本当にうまく引き出していることがわかる。この点に関してはある意味ユーミン以上の功績があったかもしれない。
さて、その彼女たちの代表作といえば、やはりその「フィーリング」を思い出す。確かにこの曲もいいのだろう。しかし、私としてはこのアルバムの曲のような、生き生きとした輝く曲の方が遥かに好きだし、彼女たちに良く似合うと思っている。言いすぎだろうか。
当たり前だが、上手い。おすすめ度
★★★★★
ハイファイセットのアルバムは、White moonとGet a move onの二枚しかもっていなかったのですが、山本潤子さんの歌声が好きで、いつか古い曲も聴いてみたいと思っていました。グループとしてのコーラスワークも見事ですが、やはり彼女のボーカルが良い。個人的にはスカイレストラン・最後の春休み・素直になりたい・などが気に入っています。
杉真理作品もよろしおすぇおすすめ度
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2枚組で、DISC1のユーミン作品がクローズアップされることが多いようですが、
DISC2、80年代の杉真理(すぎ・まさみち)による作品群も
なかなか捨てがたいものがあります。
杉さんは「ナイアガラ・トライアングルVol.2」にも参加した
ポップなシンガーソングライターで、
自身も「スターゲイザー」など
素晴らしい作品を多数発表していますが、
この作品集の収録楽曲でも
「素直になりたい」の遊び心、
(発表当時は「ずいぶん不思議な転調だな〜」と思っていました)
「星化粧ハレー」の美しさ、思い切りの良さなど、
素敵なメロディが目白押しです。
もちろん潤子さんの美声も最高ですけどね!
やっぱ、♪『卒業写真』だよね。おすすめ度
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個人的に、♪『中央フリーウエイ』もすっごくすきですが、やっぱ何度聴いても、胸の中を熱いものが通り過ぎてゆく…♪『卒業写真』がいいです。いつまでもいつまでも大切にしたい曲です。
エバー・グリーンの輝きを持った曲が一杯収録されていますねおすすめ度
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30年ほど前、当時「ニューミュージック」という音楽ジャンルが生まれました。フォークでもなく、ロックでもなく、歌謡曲でもなく。新しい時代の音楽の到来を感じたものでした。ユーミンの曲をオシャレなコーラスで彩るハイ・ファイ・セットは、ファッショナブルなコーラス・グループのトップに踊り出ました。
50代の音楽ファンですので、このCDに収められている曲のほとんどが、リアル・タイムで愛聴してきたものばかりです。四半世紀たった今聴いても古さは全く感じさせず、その音楽水準の高さを再確認しました。
個人的な青春の思い出が一杯詰まっている「幸せになるため」は、特別な存在ですが、本当にステキな歌詞とメロディを持った曲ですね。
「卒業写真」、「雨のステイション」、「最後の春休み」、「DESTINY」、「冷たい雨」、「中央フリーウェイ」などは、ユーミンの歌うオリジナルとは少し雰囲気が違いますね。よりポップでオシャレな感じがします。瀬尾一三さんと松任谷正隆さんとのアレンジの違いを比較するのもファンにとっては興味あるところです。
山本潤子さんの透明感のあるボーカルの魅力は当然のことですが、山本俊彦さんのファルセットのハーモニーと、大川茂さんの味のある低音の支えのどれが欠けても、ハイ・ファイ・セットではありません。ユーミンではなく大川茂さんのベースのボーカルがフューチャーされている「緑の町に舞い降りて」は、当方に「癒し」をもたらしてくれていましたので、特別に好きな曲です。
1994年の解散の後、いろいろなことがありましたが、エバー・クリーンの歌声はCDの中に燦然と輝いています。
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