新鮮、そして飽きない名盤!おすすめ度
★★★★★
これだけキャリアが長いのに未だマンネリ化せず、とても新鮮で、聞けば聞くほどハマる素晴らしいアルバムです。
ユーミンが感じている気持ちの移り変わりをそのまま歌詞にしているから聴く人も素直に受け入れられるのではないでしょうか。
今回のアルバムのテーマは「切なさ」という決して難しくないテーマですが、そこもファンにとっては「いつまで経ってもユーミンだけはそのままでいてくれる」という気持ちにさせられ、非常に安心するのです。
全体的に心情を綴った内容の曲が多い中、「Escape」の様な非現実的な楽しい曲もありバランスも取れています。
シングルになった「虹の下のどしゃ降りで」もサッパリしていてとてもお気に入りです。
ファンじゃなくとも聴いた事のあるはずのシチューのCMソングに「Forgiveness」も収録されています。
とにかくもっとたくさんの人に聴いてもらいたい、そう思わざるを得ない1枚です。
ユーミンの才能を再確認したアルバムとなりましたおすすめ度
★★★★★
前作の『VIVA! 6×7』に続き、34年間、34作の蓄積の重みと積み上げられた信頼は確かで、本作『A GIRL IN SUMMER』によって裏切られることのない音楽をまたもたらしてくれています。
「Forgiveness」が一番好きです。アコースティック・ギターの伴奏に載せて歌われるどこか遠い幼き日の温かい光景が、夕日をバックにしてリスナーの目の前に広がってきます。そこで描き出された他者への「愛」は、恋愛や家族愛、人類愛という不変的な「愛」の姿へと導いており、「神様にもらった」というキーワードはそれを象徴する言葉で、ユーミンの奥底に秘められている「愛」の根源の姿を見る思いです。
変拍子の使用でスポットライトを当てたように浮かび上がるサビのフレーズは、作曲家ユーミンの力量をまざまざと見せる切れ味の良さを感じます。♪大切な誰かをずっと愛し続けるため♪は、説得力を持って伝わってくる強いメッセージでした。
「海に来て」の寂寥感も、人のいない海辺から受け取る感覚の一つでしょう。孤独だった頃を思い浮かべながら、自分の気持ちを見つめ、「愛する」人への思慕を確認するというテーマは、リスナーの共感を呼びます。
そして続く「哀しみのルート16」との音楽の対比も鮮やかです。オールディーズ・サウンドを創らせれば追従を許さないユーミンの独壇場で、懐かしいメロディとコード進行を楽しませてもらいました。
ユーミンは何回となくサーファーを描いてきましたが「時空のダンス」は、その中でも代表となる曲です。曲も歌詞も完成度の高いもので、面目躍如とはこのような曲に与えられるものでしょうね。
美しいユーミンワールドおすすめ度
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2,6,10がとても良い。10はシングルバージョンの歌詞が良いです。
ユーミンの楽曲は、どれも歌詞が生命を吹き込んでいると思います。
歌詞を頭の中で組み立てていくと、リアルな映像が眼前に浮かびます。
それは、現代のチープな流行歌ではありえない事です。
「みんな、歌詞の意味をかみしめて聴いてくれているんだなって思います」
いつか、ユーミンがコンサートで言ったことを思い出します。
人生のサウンドトラックおすすめ度
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CMで『時空のダンス』を聞いて凄いユーミン!一人感動しました。ツアーもすばらしかったですね〜『Forgiveness』『海に来て』名曲です。最後に無責任に音楽をやってない姿勢が尊敬できます!
ユーミンの遊び心と本気おすすめ度
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このアルバム発売に先駆けて始まった「The Last Wednesday …」のコンサートツアー。
アルバムもツアーも、ユーミンの「荒井由実」時代のテイスト仕立ての遊び心があり、また、現在の「松任谷由実」らしい音作りとメッセージをもった楽曲が魅力ですね。
CMでも流れている『Forgiveness』は、恋人同士の愛情や信頼という範疇を超えて、『SAVE OUR SHIP』などと同じような人類愛を謳っているようにも解釈できる。
かわいいユーミン、カッコイイ!ユーミン、ホロリとさせるユーミンのすべてを味わえるアルバム。
宅建 主任者
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