家事をしながら聴いていると、なんだか我が家がおしゃれなレストランにみえてきます。懐かしい70年代のyuminの曲は、切なくてやさしい思い出を次々呼び起こしてくれます。アレンジがどうのとか選曲がどうの、とかは私にはわからないけれど、大鉢に盛ったいつもの『肉じゃが』もなんだかしゃれた味に思えてくる。きっと笑顔もそれなりに素敵になっている…はず。やさしく気分を高揚させてくれます。
ユーミンとジャズ オシャレな組み合わせでしたおすすめ度
★★★★★
ユーミンの大ファンです。ほとんどの作品が、ユーミンの荒井由実時代の名曲からの選曲で、大変懐かしかったですね。
神山純一さんのジャズ・アレンジが秀逸でした。オリジナル曲の良さを最大限に生かしながら、曲想に合わせてアレンジを変えていく手法は、手馴れたものを感じました。
八ヶ岳に住み、自然を愛する神山純一さんならではの伸びやかな感性とユーミンのメロディとハーモニーがうまく調和していました。オシャレなアルバムにしあがっていますね。
ピアノを受け持つ美野春樹さんは、東京芸術大学作曲家卒という異色のジャズピアニストですので、その奏でられる音楽の質の高さを随所で聴くことができます。上品な香りが漂うCDと言えるでしょう。
お気に入りの1枚ですね。
まずまず。おすすめ度
★★★☆☆
まずまずのアレンジ及び内容かと。ただし、こういう企画モノというのは、選曲がProducerの趣味丸出しになるのはしょうがないことなんでしょう。このアルバムに収められている曲の初出は70年代から80年代のものがほとんどなので、この選曲には好き嫌いが出てしまうでしょう。
ま、ゆる〜く聞くにはいい感じ、ということで3星。