ただ、ただ、なつかしくもさびしく。おすすめ度
★★★★☆
・・・もう20年以上も経ったのですね。
この映像作品は、YMO散開後に、全国の映画館をツアーする形式で上映
された、文字通り、「本当に最後のYMOジャパン・ツアー」「YMOなきYMOツアー」と称されました。
当時の私は大学受験を控えていたにもかかわらず、どこか空虚さを抱いてこの映画を見にいきました。
音楽自体はNHK-FMやフジでオンエアされたものとなんら変わらず、映像も少年と裸の女性が戯れるイメージビデオにすぎず、退屈なものでしたが、それがなお一層、心の空虚さというかYMOブームというお祭りの後の虚しさを煽るものでした。
ひとつの時代が終わった・・・
大きすぎたがゆえに封印されるべきもの・・・
失ったものは大きかったです。
今、再び見返すと、YMO以降、何も新しいムーブが生まれていないことに気がつきます。
音楽や映像が、ひどくチープで浅はかで、お手軽になってしまったようです。ハードだけが進歩してもソフトは空っぽみたい。
CF一本分の制作期間で良く作れたもんだ。おすすめ度
★★★★★
川崎の工業地帯にある「昭和駅」から始まるこの映画、
WinterLiveのコンセプトの延長でそのような場所を選
んだのかどうかは不明ですが、独特の緊張感を持って
始まります。注目は、衝撃のラスト。
YMOの演奏そのものより、YMOという現象として観るこ
とで、時代の連続性やら、突然変異性やら、勝手に色々
考えることができる佳作です。
ニューヨーク
山下達郎
ホラー小説
ネット新聞
とんこつラーメン