これはYMOの究極の進化のかたちおすすめ度
★★★★★
まあこんなに気負いもてらいもないYMOはおそらく初めてだろう。
YMOのステージといえばかつては、いきなりノイズの大音響とともにステージに姿を現したり、曲間でMCは一切しない、
してもヴォコーダーを通して肉声は発しない、サングラスやマスクで無機質な表情を演出したり、
クールな演奏スタイルや先端の機材山盛りのステージでとにかく客を煽りたてた。
煽り方でいえば3年前のソナーもあれは紛れもなく以前のYMOそのものだった。
しかし、今回は1曲目に24年ぶり演奏の以心電信で絶妙なフォークトロニカをきかせるやいなや、
幸宏の「どうも〜ヒューマンオーディオスポンジで〜す。少しあがってまーす。」というMCでいい意味で少しずっこけた。
全然かっこつけてないで親しみ深いのである。
そう、彼らはメディア随所でもう状況は相当悪い、かっこつけてる場合じゃないと発言を繰り返してるように
大スクリーンにメッセージをストレートに投影しながらも自然体で淡々と演奏をこなしていった。
あのYMOがわれわれの目線まで降りてきてメッセージを発してるのだ。
難病と戦う、戦争はいけない、温暖化は危機的状況だ、地球は危ないぞ、と。
このライブのチケット代は、今時たったの3000円でした。
客席にはYMOファンとともに小児がんと戦うこどもたちとその父母がおおぜいいました。
また本人たちはノーギャラのチャリティで行われています。偽善のにおいすらしません。
そんな話題に終始しましたが、優秀な音楽家である彼らのこと、演奏は素晴らしかったです。
特にCMよりもライブ感が増したRYDEEN79/07やONGAKU、新曲のRESCUEがとてもよかったです。
またコンサートを盛り上げた伊瀬聖子のVJもなかなか、いまやこのジャンルでは日本一じゃないでしょうか。
買って損はしませんよ。
ぜひ聞いてみておすすめ度
★★★★★
横浜行きました。常に新しい、そして魂のこもった音楽が生み出されるのをまのあたりにすることができました。何十年も変化し続けることができる3人のエネルギーには圧倒されます。
もちろんすばらしく上質のテクノやアンビエントなどという聴き方もできると思いますが、70年代からさまざまな音楽を生み出し、吸収し続けた結果こうなったのです、というような音の塊としてぜひみなさん聞いてみませんか。
おすすめはライディーン(最高にかっこよかった・・・・)と最後の曲だったCUE(ドラムは教授)です。入ってますかねー。
待ってましたぁ!おすすめ度
★★★★★
もう二度と拝むことが出来ないと思ってましたが、2007年5月19日に奇跡が起きました。
大人なアレンジが心地よく、あっという間のコンサートでした。
史上初の『MC』も是非とも収録されている事を期待します。
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