音に向かう姿勢。おすすめ度
★★★★★
まず、ジャケットの写真をじっくりと眺めてみてください。
美しいですねー。
ひとりこちらを優し気な眼差しで見据える男。後ろに飛び交う無数の水鳥と、ひんやり淡い色彩の湖と空。
それは新しい一日が始まる朝靄なのか、それとも夕日が沈み、夜のとばりに覆われる瞬間なのか。
音を聴けば分かる。どっちもである。
何かが始まる瞬間でもあり、何かが閉じてゆく瞬間の音でもある。
そんな美しい瞬間が切り取られた煌めく音粒が詰まった作品集である。
彼は音楽を心から愛し、また音楽に愛されている。
その姿勢はこの作品集にしっかりと刻印されている。
静かな朝の光おすすめ度
★★★★☆
前作のアルバム「ラグタイム」では、静かに、そして確実な反響があったと言われる,おおはた雄一さん♪
今回のアルバムは、前作よりも少し色調明るく、ゲストも多彩な仕上がりです♪
そーっと,そっーと。心に寄り添ってくるような,アコースティックギターの音色 & 弾き語り♪がいいですね。
クラシックギーターのテクも入っているように聴こえます。
「雄一さんの音色と歌声は、静かに柔らかく、月明かりのみの夜経て 静かな光の朝を呼ぶ♪」
前作で、そう感じたものは、
このアルバムで洗練されているように感じます。
重いものを考え抜いて、迎えた夜明けの空♪
澄んだ光に顔を上げ、澄んだ空気に窓を開ける♪
ピュアな心を開かせ、新しい朝の エナジーを受け取るようなアルバムです♪
心をピュアにして、この音色に弛ませる時間は、いいものです♪