坂本龍一・熱い時代の記録おすすめ度
★★★★★
後年のアバムもそれなりには好きなのですが、このアルバムには見られる
ような熱気はこの時代にしか、というよりこの時代だからこそ得られた物なのでしょう。
タイトル曲に参加の山口真文にしろ、今の視点からすれば「何で?」という
気持ちになるゲスト起用も本当の意味でのクロスオーバー、つまり後年形骸化した
ジャンルとしてのフュージョンではないあくまで坂本流のポップなフュージョン・ミュージック
の一部として機能しているのが凄い。
ブラスの響きがカッコいい「Theme for kautougi」、山下達郎のダブが印象的な「Gonna Go To I Colony」
故・大村憲司の短いながらも自分を出し切った先発ソロに引き続いて暴れまくる渡辺香津美が
堪能できる「Sweet Illusion」、ちなみにこの曲のシンセに薄く重ねられたジェイク・コンセプションのサックスと
山下・吉田コンビのコーラスにも注目!坂本さん、結構芸が細かいな。
そしてラストは細野晴臣作、Stevie Wonderライクな「Neuronian Network」でシメ。
やっぱり良く出来てるな、このアルバム。
昭和の置き土産おすすめ度
★★★★★
どんなきっかけにせよ、このアルバムを聴くチャンスに恵まれた人は幸せだと思います。私は中学生の時にこのアルバムの洗礼を受け、20年以上経った今、「やっぱ、えーわー」としみじみ堪能させて頂いております。最近の教授のチューンは癒し系、及び商業的ポップス色のクラシック。でも、これはフュージョン!お洒落で、楽しいんです。80年代というくくりより、昭和の置き土産とでも言いましょうか。ただ一点だけ、ボーカルがもうちょっとマシだと更にレベル高いんでしょうね。あ、言い過ぎました、ごめんなさい(笑)
矢沢永吉
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