勝手に同情しますおすすめ度
★★★★☆
盲目的な教授フリークで、映画を観てきたので以前購入したサントラについて敢えて書きたくなりました。「Bolerish」は映画のパンフを読んだ後に、正直、勝手に教授に同情してしまいました。当初作っていたモノでなく監督の要望でボレロのような曲を短い期間で作らねばならなかったとか。本当にラベルの曲でなく”ボレロチックな”曲が必要だったのか?映画を観れば判りますが、音楽と映像が織りなす緊張は絶妙です。ん?じゃあいいのか・・・。他の曲もかなりよいかな。でもね。でも、なんです。僕にとって教授は最高の人。「職人 教授」は堪能できます。確かに。でも最高の人だからこそ、ここまでちょっと判り易いくらいの”ボレロチックな”モノ以外の「ボレロのような展開の」曲っていったらいいのかなあ、そんなモノを聴きたかった。「アーティスト 教授」を、ね。映画のDVD買ってないんでじっくりとは確認してないけど、この映画の為に当初作っていたモノもめて、何かの機会に「アーティスト 教授」を久し振りに聴いてみたい衝動に駆られています。ボサノバの一連の作品といい、このサントラといい、ホント、大好きですよ。でもね。チョッと物足りない感じ。教授がいろんな媒体でご自身のフロシキの中身を披露くださったアイテムが色々最近の作品にはそこかしこに散見できるような気がするせいかも。お願い、サントラはしばらくいいから、以前のようなフルにソロな作品を発表してください!!、そんな気持ちです。でもこのサントラ、大好きです。念のため。映画も面白かったです。教授への偏愛と作品の内容の間で揺れ動いている一ファンより・・・
ボレロのパロディ?おすすめ度
★★★★☆
坂本龍一氏のCDは、ベスト版やリミックスを除けばほとんどすべて買っているという坂本フリークの立場からすると、坂本氏の作品としては水準作だと思います。
中でも、Bolerish という曲は、ラヴェルのボレロのパロディ?的な作品で、コード進行やリズムはボレロそっくりなのに、まるで違う曲に聞こえるという(はっきり言って、こちらのほうがよい曲)、面白い試みをしています。
たしかサティがドビュッシーの「ゴリウォークのケークウォーク」のパロディを作ってましたけど(鈴木さえ子さんもやってたな、そういえば)、ああいう系譜を意識しているのでしょうか。
Tv
ブライアン・デ・パルマ監督、アントニオ・バンデラス主演でおくる、官能サスペンス映画『ファム・ファタール』(日本では2003年公開)。デ・パルマ監督とは1999年の『スネーク・アイズ』以来、2度目のタッグとなる坂本龍一が音楽を担当。
"バンデラス"と"官能"というこの2つのキーワードだけで、かなり濃そうな感じもするが、坂本龍一の理性もあって「クラシカルな雰囲気をたたえたラテン」といった雰囲気に仕上がっている。日本盤のみ、ボーナストラックとして2曲収録。(春野丸緒)
投げ技
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