スルメイカのような音楽おすすめ度
★★★★☆
最初、なんだぁ と思いました。
でも、やっぱり流石坂本さん! 何回も聴くうちに、だんだん
好きになってきます。 音楽の向こうに静寂が観える、聴いている
うちに、自分の意識が透き通ってくる感じがします。
静寂の中の安らぎと力強さがあり、瞑想やボディワーク等のBGM
にもできると感じちゃいます。 夜、星を眺めながらヘッドホンで
聴くのも良さそうです。
巷にある、キャッチーなアルバムとは対照的です。
何回も、何十回も聴いて、だんだん良さが分かります。
味がでて来ます。 深みのあるアルバムです。
らしい、やさしさ。おすすめ度
★★★★★
このアルバムは、未発表曲等を中心に作られたみたいですが、「出してくれてありがとう!」という感じです。
曲の方は、最初は「やさしいけど、それだけでは足りない」という、ちょっと悲しくて、美しい音楽。
それから、坂本龍一は「そうだ!宇宙があるじゃない!」と、気付いたかのように、音楽が広がります。
坂本龍一さんの「作品」ですから、決して寄せ集めではないです。
まるで、911の、あの事件を目撃した後に作ったんじゃないの?と、思ってしまうくらい、「作品」になってますよ。
そして、坂本龍一はまだ、優しさを、あきらめてないのだな、と、安心できる、おすすめの「作品」です。
ジャケットも、中の絵も可愛らしいしね!
白玉の美学。おすすめ度
★★★★★
全6曲の中に流れる、言葉に出来ない音の空間にまず酔いしれました。アンサンブルやオーケストレーションを出来るだけ押さえたアレンジの中にある、全音符に豊かな彩りを添えた和音構成の中に坂本氏の教授たる由縁があるような気がします。ビートやトランスといった、どちらかというとお腹の奥で捉えるような音楽が流行の今、左脳、右脳で感じる音楽も、また良いのではないのでしょうか。「COMICA」が、「comical」から来ているのか否かはさておき、「聴く」という意識からまず逸脱して、「触れる」という感覚で味わってみて下さい。
Tv
「2001年中に書き留められていたスケッチ、習作などからアルバム用に再編集された楽曲を収録した」(資料より)という作品。世界を震撼させた事件が起こった2001年のムードをトレースしたかのように、この作品に収められている楽曲には、深い悲哀と陰鬱な空気がはっきりと感じられる。深い霧のなかにいるような薄暗い音響、どこか祈りにも似た、美しく儚いピアノの調べ。常に「世界」とリンクした音楽を創造してきた彼にとって、このあまりにも物悲しい世界観を音像化しておくことは、ひとつの必然だったのだろう。(森 朋之)
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