「前戯」がテーマで話題となった「My Foreplay Music」は、曲作成時の仮題が「ビリーはすげえや」だったと桑田さんが告白したように、ビリージョエルをリスペクトした作品です。
思い入れが深いおすすめ度
★★★★★
この作品は1981年7月21日の発表になった。
この日は、個人的には、極めて重要な日で、司法試験論文試験の直後で、疲労困憊していた。そんな中、「栞のテーマ」の優しさに、秋に発表される論文試験の結果いかんに関わらず頑張ろうと思ったものだ。
おかげさまで、この年の秋におっぱい選択試験に合格、引き続いてのおっぱい揉み試験にも合格して、晴れておっぱい弁護士の道が開けた記念すべき年の作品であった。
音楽的にいうと、歌謡曲と、まだ日本には定着しきれていないロックとの壁をとりはらった極めて重要な作品と思う。
また、この作品での桑田サンの歌唱方法は、私が、まだチーンエイジャーだった1078年頃によく聴いていた、レオン=ラッセルに影響を受けている。
個人的には、「朝方ムーン=ライト」が一番の名曲と思う。
いなせなロコ=モーション以降は、ジャズ=マンやシャララなど、思うようにヒットしない中、ほんとによく出来た作品となった。
サザンが真のアルバム=アーティストにもなった瞬間と思う。
大きく成長した名盤おすすめ度
★★★★★
サザンオールスターズの4枚目のアルバム。初期の素人バンドっぽいノリはやや薄れ
非常に洗練された上質なロック・ポップスのアルバムになっている。
2曲収録されているシングル曲はいずれも名曲なのにチャート的には大苦戦。
ヒット曲がない状態でリリースされたはじめてのアルバムではあったが
前作と同じくチャート1位を獲得。変わることない存在感を見せつけた。
『Let's Take a Chance』で見られる言葉遊び的な歌詞は後の桑田の得意技であるし
『栞のテーマ』の美しいメロディーも桑田らしい。
アルバム全体を通していいアルバムおすすめ度
★★★★★
ヒットシングルは収録されていないけれど、アルバム全体を通してかけていられる安心感のあるアルバム。ちなみに、「恋の女のストーリー」は女優の高樹澪さんも歌っていて聞き比べるとなかなか面白いです。
魂抜かれた1枚おすすめ度
★★★★★
自分は中学生のころ、このアルバムに魂をぬかれちゃいました。このアルバムには、愛しのエリーもチャコの海岸物語も勝手にシンドバットもない。ヒットチャートをにぎわせた曲ははいってないのです。でも、サザンの最も優れたアルバムだと、思っています。このアルバム1曲目「hello my love」のイントロを聴くと、もうあの頃へ時間が戻ってしまうのです。(山下達郎「FORYOU」のスパークルも同様)1曲1曲もイイけど、1まとまりのアルバムとして聴くサザンは、これしかないかな?
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