桑田さんは、マイナー(セブンス)でノリの良い曲を書いてしまう。これが昔から凄いとしか言えないおすすめ度
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来年でデビュー30周年を迎えるサザンオールスターズ。凄いグループだ。このグループ以外に、大きく世代を超えて支持されてグループは存在しないのではないだろうか?サザンは昔から大好きだ。熱狂的なファンではないが、アナログ時代、デビューシングルもアルバムも全部持っていた。一応、今でも全アルバムは持っている。希少価値のある「すいか」も付録のパンツとパンティは大事にしまってある。
それにしても桑田さんの才能は枯渇を知らないのだろうか?年齢を感じさせないセンスと歌い方、もう本当に脱帽だ。まさに我が母校のヒーローだ!サザンのマイベストを作っても、枚数が多すぎてベストにならないくらいだ。それだけたくさんの名曲や迷曲が数多くあるのだ。その曲曲が小生の人生にもオーバーラップしてくるので、曲を聴けば一気にその時代にワープできてしまうくらいだ。
小生がサザンの曲のベストを選ぶとすれば、この「HOTEL PACIFIC」が真っ先に浮かぶ。この曲のプロモーションビデオは本当に素晴らしい。今は無き「パシフィックホテル」をモチーフにしたこの曲、小生のような子供の頃から「パシフィックホテル」を見ていた世代には本当に懐かしいのだ。
逗子を越えて鎌倉に入って、更に七里ガ浜の先にある江ノ島を左手に見て通り過ぎると、「パシフィックホテル」が小さく見えてくる。国道134号線を西に向かうと、どんどん大きくなって見えてくるのだ。茅ヶ崎に入ると、防風林が左手に見えてくる。しばらく進むと右側の小さな丘にパシフィックホテルが大きくそびえたっている。これが子供の頃に何回も見た風景だ。何十回か何百回か覚えていないが、それはもう目に焼きついている。何故か決して忘れることのできない記憶の一つなのだ。
友人の何人かも「パシフィックホテル」でアルバイトしていたり、実際のデートで利用したりしていた。小生は数回しか入ったことはないが、屋上のプールはよく覚えている。現在は、跡地にマンションが建設されていて、小さな丘だった土地も平地になってしまっている感じだ。
YouTubeにアップロードされていたビデオは残念ながら、そのプロモーションビデオでなく、サザンのコンサートライヴだが、ライヴビデオも素晴らしい。プロモーションビデオでは、オリジナルメンバーの大森氏もまだ在籍したので、小生的には一番自然な顔ぶれだ。いろいろ問題はあったのだろうが、大森氏がいた頃のサザンの方が思い入れも強いかもしれない。脱退してしまったの残念だった・・・。
この曲は基本的にシングル盤でしか聴けない。アルバムには未収録だ。小生はDVDの「ベストヒット USAS(ウルトラ・サザンオールスターズ)」に、この曲のPVが収録されているので、クルマで再生しながら(画面は見ないで)聴いている。思わずヴォリュームを上げてしまっている小生だ。しかし、桑田さんは、マイナー(セブンス)でノリの良い曲を書いてしまう。これが昔から凄いとしか言えない。ホント。。。すごい・・・。
サザンオールスターズにしか作れない曲おすすめ度
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「TSUNAMI」の歴史的ヒットを受けての、サザン入魂の一作。
グループサウンズ風のこの曲、サザンという長いキャリアを持つバンドにしか作れないだろう。
前作の「TSUNAMI」とはうって変わったアップテンポの曲で、サザンの振り幅を世に再確認させた1枚。この「古い曲調だが、それが良い」という路線は、後の「夢に消えたジュリア」に受け継がれる。
しかし、こんな名曲にもかかわらず、今のところアルバムに収録されていない。この曲を聴きたければ、シングルを買うしかないわけである。
久しぶりに聴きましたが…おすすめ度
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よくよく、じっくり、改めて聴くと、いろんな楽器がいろんな音を出してるのが分かってさらにノリノリになりました。
カップリングの「虫歯のブルース〜」、これを聴けば、だんだんと原ボーファンになり…ました! 私は!
とにかく明るい!ノリノリ!おすすめ度
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最初に聞いたときから好きでしたが、今は精神的につらい時にかなり聞いてます。
お酒が回ってきたら振り付きで!なぜだか元気になります。
サザンっていつも似たような曲だなと思う割に、ハマってしまうのはなぜでしょう?