「日本」に対するラブソング達おすすめ度
★★★★★
普通の恋愛のラブソングなど一曲も無し。
サザンオールスターズの桑田さんも、もちろんいいんですが
僕はソロのときの桑田さんが「自分がやりたいことを好きにやっている感」が出ていて、とても好きです。
現在の日本に対する危惧、不満を素晴らしいメロディに乗せてぶちかましてくれます。
特にアルバムのタイトルにもなっている「ROCK AND ROLL HERO」の歌詞は最高です。
ここまで現在の日本を痛烈批判しておきながら、聞いていて気持ちいいなんて桑田佳祐さんの才能を再認識させてくれます。
石原慎太郎東京都知事に対して皮肉たっぷりに作られたという「東京」も哀愁感が出ていて良いです。
Love Psychedelicoがレコーディングに参加した「BLUE MONDAY」も素晴らしいですね。
このアルバムのコンセプトは良くも悪くも「日本」でしょう。
「俺はこう思っているんだよ!!!」と桑田さんの声が今にも聞こえてきそうです。
そして桑田さんは「日本」を愛しているんだと思います。だからこそ、こういうアルバムを作ったのだと思います。そういう意味ではこのアルバムに収められている楽曲は「日本」に対してのラブソングなのだと思います。
昨今の普通のラブソングだらけの日本の流行歌に飽きたそこのあなた!一度このアルバムを聞いてください。真のラブソングに出会えますよ。
桑田佳祐というロックンローラーおすすめ度
★★★★★
最近はサザンの活動を休んでいる時にしか行われない桑田氏のソロ活動。
だからじゃないがやっぱりソロはソロらしい、サザンと違った音を聴かせて欲しいもの。
そういう意味では『波乗りジョニー』『白い恋人達』はいい曲ですけどサザンと同じだからね。
しかし2002年に出たシングル『東京』は凄かった。サザンとぜんぜん違う!
そしてその路線のままに製作されたこのアルバムは最高のロックンロールアルバム。
ボブ・ディランばりの早口捲くし立ての『Hold ON (It's Alright)』や
正統派ロックンロール『ROCK AND ROLL HERO』、ジョンレノンそのままの『影法師』
キンクスやグループサウンズを思わせる『地下室のメロディ』、
ツェッペリンのような太いリフが響く『質量とエネルギーの等価性』などなど
ロックの先人達へのリスペクトを忘れない辺りも桑田氏らしいですね。
ここに上げた以外もちょっとテンションの違うサウンドが聴けます。
「俺が何にも知らねえと思って」って叫んでます。おすすめ度
★★★★★
外ジャケットの文字も、中ジャケットの後ろ姿も(あ、中ジャケットも2種類あんのか)
何か皮肉をこめているような感じがします。
サザンや「波乗りジョニー」のノリでは来んなよって。
以前は桑田さんのこの路線に違和感ありましたが、このアルバムで払拭されました。
これはソロでやった意味が大いにあります。全開です。
超大御所でありながら、サービス精神ありすぎなので、サザンはサザンでこれからも
永遠にお願いします。ついていきます。
でも、たまにはこういうソロで思いっきり爆発させて下さい。
CMでカッコイイなと思ってたタイトル曲を、ある日後輩がカラオケで
歌いました。そこで歌詞を見て衝撃を受けました。
「コカ・コーラ関係無いやん!」って。
こういう歌詞の曲をここまでスカッとさわやかにできる人は他にいません。
その他も適度に耳にしたことのある曲が入っていて聴きやすく、
それでいて歌詞も演奏もブ厚く、聴き応えあります。
ソロ作品ではダントツの最高傑作。
桑田佳祐がやりたいことをやったアルバムおすすめ度
★★★★★
「波乗りジョニー」「白い恋人達」といったポップス調のシングル曲は、収録されていない。曲目を見て、最初は物足りなさを覚えるかもしれない。
しかし、聴いてみればあの2シングルを外した意味が良く分かる。アルバム全体が、「ロック」をテーマに構築されている。サザンとしての活動では、ここまで偏ったアルバムは作れないだろう。
迷いの無い、勢いのある曲が並ぶ。このアルバムのレコーディングは楽しかっただろう、と容易に想像できる。
個々の曲目当てというより、アルバム全体として味わえる名盤。
なお、「夏の日の少年」はシングル版とは違うアレンジが施されている。
最高傑作!?おすすめ度
★★★★★
このアルバムはまず「東京」が収録されてるだけで満足です
この楽曲では、サザン節を押し殺したような、かつてソロで見せた「月」のような雰囲気をかもし出しているように感じました
他の曲も純粋にかっこいい 何がどう、かっこいいとはいえません
かっこいいものはかっこいいのですから
ただ激しく好き好きが分かれるアルバムだと思いますね
買う前に、レンタルする前には一回試聴とかしたほうがいいかもしれないです
Tv
“ロックバンドテイストを強調したい”というコンセプトをベースに、2002年2月からじっくり時間をかけて作り上げられた、約8年ぶりの桑田佳祐ソロ4thアルバム。
惜別の寂しさを歌い上げる哀愁のロックナンバー「東京」、タウン&カントリーのCMソングとして使われている「夏の日の少年」(シングル「東京」のカップリング曲)といった先行ヒットをはじめ、ピアノ&ギターが奏でるゴージャスなロックサウンドに乗せ、日本の現状に対する皮肉と未来への憂いを込めた「ROCK AND ROLL HERO」(コカ・コーラ“No Reason キャンペーン”CMソング)、ジャズのエッセンスもうかがえるスリリングなサウンドの「東京ジプシー・ローズ」、こん身のバンド演奏を繰り広げる「BLUE MONDAY」など、熱いスピリットがほとばしる王道のロックアルバムだ。(速藤年正)
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