モッチー「この歌い方変かな？」 イックン「う〜ん、まあ、ギリギリだね。ギリギリアウト」おすすめ度
★★★★★
「カラオケ初級者がやりがちな失敗」というのがある。
ひとつは、原曲のキーで無理矢理歌おうとする行為。
もうひとつは、物まねをしたり不自然なクセ付けをしようとする行為。
持田は、今、まさに後者の「不自然なクセ付け」の段階にいる。
勿論、素人とは違い歌唱の基礎はあるので、試行錯誤の結果
また戻ってきた感じ。「不自然なクセ付け」という行為は同じでも
１周回ってそこに行き着いたというか、オクターブ上のそこだ。
この「クセ付け」というテクニック自体は、程度の差こそあるものの
ミュージシャンなら誰でもする行為。
ただし、ほぼ全てのアーティストは「これ以上、声をつくるのは違和感がある」
というアウターゾーンへのラインが読めている。
矢野顕子にしてもチャラにしても線は踏んでるけど越えてはいない（ヴィジュアルは二人とも越えてる）。
だから、「持田と持田の事務所の連中は客観視できてないんだなぁ」
と音楽番組を見るたびに思っていた。
しかし、今回視聴してみて気がついたのは、
生の歌声でエキセントリックだったものが加工（CD）によって
やり過ぎ感が目立たなくなっている。
私見だが、おそらくこの「クセ付けの違和感」というものは、
歌唱力（その中でも特に声の響きや太さ、張り）との比例具合で生まれるものだと思う。
加工によって声の響きや太さ、張りが誇張され、その分違和感のラインも
引き上げられたというわけだ。
そうなるとやはり昨今のモッチーの所為は確信犯なのだろうか。
人の怒りのツボを刺激する歌い方も、「くぅ〜、腹立つ〜w」と
いうような穿った楽しみ方をしてくれってことなのか。
批評する人は、総じて「この人は、このミスや拙い部分に気がついていない」という
高みに立ちたがったり、思い込みに陥りやすい。
しかし本人は、それを分かった上であえてやってることが多いものだ。今回もなんかそれっぽい
実はおすすめ度
★★★★★
持田さんの歌い方が変わってから、長らく聞いていませんでした。
でも久しぶりに聞いたこの曲は、彼女の声が少しずつ復活を遂げてきているのを感じました。
作曲もあのfragile、キヲク等の作曲で知られる、元ＢＲＥＡＴＨの菊池さんということで、期待どうりという感じでした。ＢＲＥＡＴＨは個人的に凄く好きだったので、とても嬉しいです。
先日ＮＨＫのＳＯＮＧＳという番組を視聴させていただきましたが、この曲も含めた、昔の曲も新曲も凄くよかったです。また聞きたいなという、なんとも言えない暖かい気持ちになりました。
今後のお二人の活躍が楽しみです。
レストラン・スキー場・イルミネーションのセッティングでおすすめ度
★★★★★
デートで流れたら雰囲気最高ですね。
何といっても雪。それもゆっくり落ちる風のない時の雪。
きーんとしばれた(北海道弁出ちゃった)夜、
寒さを感じながら二人寄り添って---
最近寒さの厳しい北海道ではダイヤモンドダストやサンピラー(太陽柱)が見られますが
二人でそんな偶然に出会えたら、そしてそんな時この曲かかってたら感激ものでしょう。
あっ、空想が肥大化してしまいました。
まあ、それくらいロマンチックを誘う曲だということです。
しかしマッキーのマジックはELTをも動かしたんですなぁ。
すごいことです。
